ある別れ

友人の会社社長が、9月8日に亡くなられた。享年62歳。

ビル清掃が主な業務の会社だが、ハウスクリーニングやリフォームでお世話になり、家族や共通の友人ともどもパーティーしたり旅行に行ったりした楽しい思い出がある。

お互い小規模経営者ということで(といっても、その会社の方がよっぽど大きいですが)経営者としてのグチを聞きあったり、アドバイスもらったり。

とても人柄のよい方で、営業力もある方だったが、やはり経営者ストレスのためか何年か前に肝臓の病となり、それ以降も強い意志による節制によりお元気だったが、ついに。

息子さんが会社を継がれるとのこと。後継者はたいへんだと思いますが、父上と同じ性格であれば成功されることでしょう。

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ゲームリテラシー=ITリテラシー

仕事のほかに目の疲れることは避けた方がいいし、ということで、暇つぶしにもゲームはしたことがなかったところ、夏休みに親戚の子供達と一緒に旅行して、彼らが夢中のゲーム機について、ちょっと教えてもらいました。

「ここを押して、こうこう、わかった?!」という小五女子の説明の仕方は、簡略すぎて分からないところが、私のプライベートにおける不親切な道案内などと一緒で血のつながりを感じるなあ。(仕事においては懇切丁寧を心がけております。)

彼女は前にも、私のケータイを見せて、といって、私が使ったこともない機能で飾り付け画像作ったり。つくづく世代の差を感じます。はじめて見る機器でも直感的に操作できるんですよねー。

この子たちのゲームリテラシーは将来のITリテラシーにつながる、ってことで、あながち「遊んでる!」って制限することないのかもなー、とも思ったり。また姉弟で、「なんだ、こんなことも知らないの?」と互いに情報交換。親によると、それぞれ友だちからも知識を得るので、情報量は倍、倍で増えるとのこと。

最初からネット環境で育った子供というのは、われわれアナログな遊びしかなかった旧世代とは別人種かもですね。

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メリークリスマス

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妹プレゼントのサンタの楽隊

毎年そう思うが、今年も街中のクリスマスイルミネーションを楽しむ前にクリスマスが行ってしまうような。その上、先週のハードスケジュールがたたって、なんだか珍しく不調で休養中。

土日 弁理士女子会でお台場にお泊まり。気楽な仲間とのおしゃべりが楽しかった。ディナーは、仲間の一人が50%OFF券を持っていたので、豪華フレンチとした。

月 九州から後輩弁理士が上京してきてカニ鍋で会食。九州は特許専門の彼が商標もやっているということで、何かコラボができないでしょうか、とのこと。

火 大学とのコラボの話で、大学の先生と、美々卯のうどんすきで会食。

水 判決研究部会の忘年会で、中華。

木 夜講義で、この日だけはさっぱり夕食。

金 大学院のゼミの忘年会。この日は会場取りが困難で知り合いのお店で軽く、と思ったら、一同軽すぎて、その後塩ラーメンやへ。。

土曜は休み、家でカキ鍋。

日 イタリアンのクリスマスディナー。

というわけで、要するに胃腸と肝臓がくたびれたような。

家で休養するときに気分が明るくなるアイテムをご紹介。イギリスの新進デザイナーの作品から作ったクッション。カラフル好きなので一目惚れ。

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スリッパはリーズナブルなアジア製。ビーズがキレイ。

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知財仲間と高知、松山ツアー

徳島の弁護士、N先生の事務所のお世話になり、今年で3回目の知財仲間四国ツアーへ。

8月11日(土)

東京組は羽田で待ち合わせて高知龍馬空港へ。空港にも龍馬の名前が。空港で四国組と合流し、車4台で高知市内へ。昨年、阿波踊りに参加したように、今年のメインの目的は高知のよさこい祭りへの参加。

「土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た よさこい よさこい」

この歌は、小学校の盆踊りで習ったのか、なぜか知っている。「よさこい」とは「夜に来い」という意味らしい。

よさこい踊りは、この節をどこかに使った音楽と、鳴子という、いわばカスタネットみたいな、鳴り物を使うこと以外制約はなく、衣装はなんでもあり、というかんじ。踊りのグループは自分たちの楽団が上に乗った派手なトラックを従えて次々に登場して踊る。こういう方式は見たことがなく、国内でも見聞していないことは、まだまだありそうだと感じた。

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すごい混雑の中、N先生が見つけてきたお店の広い座敷で昼食。まず今回最初の鰹のたたきを堪能。早くも生ビールで乾杯!

ところで頻繁に目にするでっかいキリンビールの広告に「たっすいがは、いかん」とある。「たっすいが」ってなに??N先生の解説では「つまらんことは言うな」。飲みながら、つまらんことを言うな、ってのは、なるほどである。ネットで見たところでは、「薄いビールはいかん」という解説があり、濃いビールであることをアピールしているとも解釈できるが、両方の意味を掛けているのかも。

(試しに「たっすい」という称呼で商標を検索してみると「達粋」という字で1件登録があった。「達粋」というのは阿波弁で「ばからしい」という意味らしく阿波踊りの達粋連という連があるという。)

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それから、よさこい踊りの体験となったが、上に紙のハッピをはおって鳴子を持つだけの簡略な装束。体育館で何回か振りを練習してから本番。この間、体育館が蒸し風呂状態で、たまらんぜよ、ってかんじで、われわれサボり組は集合時間まで体育館を抜け出して高知城見物へ。しかし、こちらも天守閣まで上るのが、運動不足の身にはとってもたいへんでした。

われわれ寄せ集め隊の踊りの先頭には、高知市のマスコットの龍馬キャラクターの着ぐるみさんが。この龍馬キャラクター、「坂本龍馬」の文字とともに商標出願したところ、歴史上の人物名が含まれていることから、商標法4条1項7号(公序良俗違反)により、特定人に独占させるべきではないとして、審判で拒絶されている(不服2011-928)。この審決は商標法の講義で取り上げたが、坂本龍馬にゆかりのある高知市が出願人になっていても7号違反とすべきかどうかはさておき、登録したとしても権利は「坂本龍馬」の文字にはなく、要部とみられる龍馬キャラクターにあるとみれば実害はないと思われる。

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踊りは何回かノルマがあったらしいが、われわれは一回で満足とリタイア。大汗を流すべく宿へ。今宵の宿は三翠園という由緒ある門構えの旅館で天然温泉である。

その夜は得月楼という料亭で同日2回目の鰹のたたき、ほかの土佐料理を堪能。

Img_02141得月楼は、宮尾登美子の小説「陽暉楼」の舞台となったお店。座敷に初版本が飾ってあり、「陽暉楼」というお酒もある。

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昼も夜も、N先生の粋な差配に感謝!

帰りに、「がっかりスポット」だという、はりまや橋を通る。小さい橋!

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8月12日(日)

まずテレビドラマの龍馬で有名になった桂浜へ。坂本龍馬のでっかい銅像が立っている。桂浜で私も「世界はでっかいぞお~」なんて叫んでみたかったが、一応団体行動であるのと、好天の浜は焦げそうに暑くて、そういう感傷に浸ることはできなかった。ちょっと残念。坂本龍馬記念館を見学。以前、京都で大盛況の龍馬展を見ていたので、さほどの感慨はなかったが、建物から見下ろす海辺が美しかった。

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その後、西島園芸団地で、フルーツとトマトカレーのランチ。ここは温室の中に様々な植物が心地よい。(トイレがスイカ型)

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さて、いよいよ本日のメイン、吉野川、大歩危のラフティングへ。ラフティングは初体験だったが、まるで運動音痴の私は大いに不安で、更にインストラクターの、万一の時の注意事項を聞いているうちに、これはやばいとすっかり逃げ腰になっていた。なにしろ、ボートから落ちた時の注意事項ばっかりで、落っこちることが前提みたいな説明だったからである。しかし、ここまで来て引き下がるわけにはいかない(っていうか、すっかり、アンダーウエア、ライフジャケット、ヘルメットを着込んでからだったし)、ここで止めたら一生体験しないだろうし(実際、もう一回やるか、と聞かれたらノーと思う)、ぜひ皆と体験をともにしたいと思ったからである。(果たして、ディナーではラフティングの笑い話ー掛け声ばっかりで漕いでないヤツ、わざと落っこちたと思っていたらマジ焦っていたヤツ、などなどーで大いに盛り上がった。)

果たして急流でボートから振り落とされたでしょうか?!(写真は最後の難所の激流ポイント)

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というと無事でした。後からわかったのは、かえって自信がある人がボートから乗り出しすぎて落っこちるケースが多いらしく、臆病に中の方にしがみついていれば(それは私)だいじょうぶなようである。とはいえ、難所通過時のアップダウンはジェットコースターより迫力満点だった。

びしょ濡れになって終了、松山市へ向かう。ドライブ途中、夕日を背に重なる大きな山々のシルエットが美しく、これは関東の方では見られない光景だと思う。

今宵のディナーはフレンチ、とのことで、お召し替えなどしたかったところ、松山市への到着がギリギリで時間がない、ということで、ホテルからすぐにディナーへ向かう。レストラン門田では、地元の素材を生かした味(またもや鰹など)が楽しめた。この2日間で、鰹は当分食べたくない、くらいに堪能できた。

8月13日(月)

朝一に、ホテル目の前の萬翠荘(旧松山藩主の子孫の別邸)と坂の上の雲ミュージアムを見学。

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その後、なつかしい路面電車に乗って道後温泉で一休み。以前に弁理士会の松山セミナーの際に訪れたことがあるが、座敷でまったりできるのがよい。(「千と千尋の神隠し」のモデルとなったという建物)

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ということで、今回も盛りだくさんの三日間で四国を堪能することができた。

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運命をひらく

○○回目の誕生日。当日は大学の夜講義が入っていたので、前日に音楽の趣味仲間、業界仲間で小規模に新年会を兼ねた誕生会を開催。いくつになってもプレゼントはうれしいが、会社から駆けつけで遅れると連絡があったKさんが、その途中で買ったプリムラ・ジュリアンのかわいい鉢植え。

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花言葉は「運命をひらく」。

了解です、今年は「運命を(更に?)ひらく」をテーマに生きたいと思います。

近年は誕生日がくるたびに、信じられないトシになったな、と思うけど、これからの人生で一番若いのは今、と毎年気を取り直していたところ、いいセリフを知った。

「十年たったら、今の自分がどんなに若いか分かるよ」

2012年1月13日、日経夕刊、プロムナード(鎌田敏夫氏)で紹介の同氏が30年ほど前に書かれたドラマのセリフ。

今年のお正月も、叔母の家の新年会で、二回り上の叔母、一回りの上の従姉が、まだまだ元気、まだまだキレイなのを見て安心する。「ほ~んと忙しくて、忙しくて」という仕切りやで人気者の叔母を見ていると、私も少なくとも24年後まで、「忙しくて、忙しくて」と言っているのかどうか??わからないけど、叔母や従姉からいつも元気をもらえるのは確か。

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Merry Christmas!

本年も、街のイルミネーションやクリスマス用のお買い物を十分楽しむ間もなく、クリスマスが来てしまった。(これはここ何年も同じ)でも、「忙しい!時間がない!!」と言っているうちが花なんですよね、と思う。先週まで、大学2か所での講義が入っていたので、冬休みに入ったこの連休は、本年の業務終了!という気分で(まだ事務所の業務はありますが)、久しぶりに3日間家で寛ぐ。しかし、今年始めたチェロやレッスンを再開したピアノの練習をしていると一日はあっという間。日が暮れると夜の鍋に突入という次第で。少年老い易く学成り難し、はもうさんざん実感しているところだけど、趣味も究め難し、というところ。まあ、指の訓練を老化防止のためにやっている、と思えばよいのでしょうが。

そんな日常の中、けっこう時間を見つけて、この秋冬も文化的行事(?)がいくつかあったので、その記録です。

9月1日

何十年ぶり(?)の宝塚。弁理士協同組合の催しでチケットが余っているというので買ったのだが、宝塚の方々はしっかりと芸が身に付いているのでエンターテイメントとしてグレードが高いと感じる。あと、イケメン(?)の男役におばさまたちが熱を上げるのもよくわかる。もっと男性にも見てもらいと思うが観客は圧倒的に女性が多い。

10月2日 

和太鼓の発表会。今回は半年みっちり練習したはずが、自分として普段間違えないところを間違えて、とても不満足だった。趣味でも不出来に落ち込む。

10月19日

音楽好きなクライアントのお誘いでウィーンフィルのコンサート。このようなグレードの高いオケの鑑賞はめったにないので、すべてを有難がらないといけないところ、「未完成」のテンポがゆっくり過ぎて寝そうだった。生意気にも緊迫感のあるテンポが好きなんである。

10月30日

なつかしい区民会館のホールでコンサートがあるというのでチケットを手に入れて出かけた。というのは中学の時に、確かモーツァルトのドイツ舞曲を演奏したんじゃなかったかな(マリンバ担当)。ともあれ、中学時代に何かと行事のあった区民会館のホール。かなり老朽化しているが、懐かしさでいっぱいだった。

ドイツ舞曲(K605)は非常にシンプルなメロディながら、池辺晋一郎氏が「モーツァルトの音符たち」(音楽之友社)の中で音符付きで取り上げられている。この曲だと思い出したのは、今、偶然この本を読んでいたから。池辺氏はこの区民会館のコンサート及びジュニアオケを企画されて当日挨拶されていた。実にコインシデンスである。

10月31日

大学時代の友人の誘いでアルトの伊原直子さんのミニコンサートへ。20代の時に合唱団に熱心でオケ版大曲ってのを何曲もやったが、伊原さんがソロだったことがあったと思う。友人の夫の親戚と知り、びっくり。

11月12日

松本幸四郎の「アマデウス」(テアトル銀座)。同じく弁理士協同組合の催しでチケットが余っているというので買ったのだが、これもよかった。幸四郎の独壇場のセリフ劇はすごい。あれだけのセリフを覚えるだけでもすごいのに、もう自分のものにしているかんじ。アマデウスは映画も見たが、自分の才能(能力)の限界を感じるのは辛い、というのは凡人の私にもよくわかる。

12月3日

10月からレッスンをお願いしているチェロの先生が出演する音楽会(青山アリストホール)。ピアノがベーゼンドルファーですごいな、と思っていたら、あとで聞いたらとても弾きにくかった、とのことで、ピアニストは皆苦戦していた様子。先生のバッハの無伴奏はよかった!先生は、東京芸大出身の若手、上地さくら先生です。(このお名前、ご本名ですが、バリバリ識別力があると思います。)

12月18日

同じく区民会館で、ジュニアオーケストラのコンサートへ。あまり期待していなかったが、うまい(粒ぞろい)でびっくりした。考えてみれば成年のアマオケと違い、将来プロになる金の卵もいっぱい入っているんですよね。始めたばかりのチェロの弓の持ち方に悩んでいるので、チェロの子を凝視。その中に、実に楽しそうに演奏している男の子がいて、こうありたいな~と思う。

12月19日

シルクドソレイユ(舞浜)へ。12月31日で終了と知り、それではと、にわかにチケットを取ろうとしたら休日は全部いっぱいで、やむなく平日に休みを取る。鍛え抜かれた肉体美は同じ人間とは思えない。しかし、それでも空中ブランコの失敗はあり、鍛練に鍛練を重ねても100%はあり得ないのね、と改めて思う。

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夏休みの工作

和太鼓を習っていて1年通ったご褒美として「鼓作DON」という手作り太鼓キットをゲットしたのが、かれこれ1年前。包装を開けたとたん、う~ん、とっても手間がかかりそうでムリsign01としまい込んでいました。しかし、この頃、和太鼓のレッスンが盛り上がっていることもあり、家でも軽く叩けたらいいな、と、一念発起!夏休みを取った日に挑戦しました。

説明書をよく読むと制作は2日がかりになることが判明。まず、胴の部分の木片を貼り合わせて乾かしておくのに1日。太鼓の皮を水に漬けてやわらかくしておくのに半日。

木片を貼り合わせて固定するまで、けっこうたいへん。塗り方が悪かったのか木工用ボンドが付属のものでは足りず、買っておいたコニシ「ボンド 木工用」(立体商標!登録第5053354号 )を使用。木片がくっつくまで固定するのに輪の大きな輪ゴムがなかったので、小さい輪ゴムをつないで使うとか、こういう作業をするのって、普段使わない頭(というほどでもないですが)を使うから、なんだか新鮮。頭の柔らかい小中学生に工作が必須なのもわかる。紐を張るのにも、説明図をじ~っと見て、四苦八苦(頭悪すぎ、ってかんじ)。

で、完成品が以下のとおり。苦労をともにしたボンドさんと記念撮影。しかし、ちょっと見本の写真と横糸の張り方が違うのよね~、、まあ、いっか。これで正真正銘のオリジナル。

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商品の色

固定電話が壊れた。考えてみると、10年以上使用している、FAXとスキャナー付きの、デンと大きなタイプ。私は色にこだわりがあるので、家人に任せずに、わざわざビックカメラの電話売り場で待ち合わせした。

で、驚いたのは、デザインも色も、ほとんど選択の余地がない。デザインはFAX付きでもかなりコンパクトになっているが、メーカーごとに大差ない。色は白か黒、である。まれにチョコレートあり。

値段も安いのに、そこに張り付いているイケメン販売員によると、何年も前に固定電話のバリエーション全盛時代は終わったとのこと。そりゃそうでしょうねえ。今やケータイがあれば固定電話は必要ない、という人は多いはず。ちょっと前にはクレジットカードの信用調査に固定電話の名義が問われたものだが、今は昔でしょうね。

スキャナーは付いてないの?と聞くと、今はスキャナー付きのものはない、とのこと。まあ、スキャナーを使ったのって、私の記憶でも10年で2、3回かってとこだったけど。

一方、FAX機能が付いていない電話は、ケータイのようにコンパクトなデザインで、カラフルである。考えてみれば、家からFAXを送るってのも、めったにないけど、たまにメール受付のないワイン注文とかあるし、と思い。

結局、イケメンくん一押しの、音がよい、という、デザイン的には変哲もない機種の「白」に決める。私は、昔のレトロなダイヤル電話のイメージから、「黒」もいいんじゃない?、と言うと、いや黒は重い、と家人。結局「白」にしたが、部屋に置いてみると、やっぱり「白」は違和感がなかった。一方、かなりデンと存在感の高いテレビは「黒」なんだけどね。なんでカラーバリエーションは増えないのかしら、テレビは。エアコンに色のバリエーションがちょっと出てはいたけど。家電というのは存在を消すのか、主張するのか。

商標の観点から色の識別力に興味があるので、関係する本はチェックしているが、別にむずかしい分析をしなくても、自分の経験から言って、ある商品について、①機能を果たせばよい、という需要者、②色を選びたい需要者、③更に強く、色にこだわりがある(よって、差別化を図りたい)需要者、がいると言える。

今、ピンク、というのはトレンドカラーらしく、自分もにもけっこう濃いめのピンクがきているが、固定電話にもピンクがあれば、と思う。(そういえば、「ピンク電話」というのがあったっけ。)しかし、ケータイと固定電話では表面積が違うので、部屋にデンと濃いピンクはうざいかも、と思う。ケータイはファッション的に差し色になるが、表面積の多い家電、冷蔵庫なんか、やはり無難な色が多いのはこういうところにも理由があるかも。

思い出すに、結婚のときは、家電すべてを、その時好きだったペパーミントグリーンに揃えたのだが、そのマイブームは去り、次の大きなブームはオレンジで、すべての小物をオレンジに揃えたものだが、今は濃いピンクが、というように、色の好みの変遷というのは不思議である。その時の心理状態を反映しているものなのか??だんだん濃くなっているので、次は真っ赤かな?

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3月11日以後

こういうタイトルのブログが多いと思いつつ、、しかし、あの日を境に以前の能天気な日本、そして能天気な自分には戻れない、と日本国民の多くが思っていることだろう。

事務所に被害はなかったが、ファイルは散乱、花瓶は割れる、そして、すぐにつけたテレビに映し出される津波の中継映像の衝撃。余震もあり、そのまま全員で帰宅。幸い、私は徒歩で、所員もタクシーで帰れたが、その時に思ったのが、自分は所員の安全(帰宅)に責任がある、ということである。大学の教員としては、学生の安全に責任がある。あたりまえの話なのだが、こういう事態にならないと強く感じることはないし、どういう対応をしたらベストなのか、いざという時に判断を誤らないか、自信がない。知人の弁護士さんは、自分が事務所に不在の時に地震発生で、事務所にいた所員は公園へ待避となり、その間に帰宅に遅れをとってタクシーが全くなくなり、全員を帰すのにたいへんだった、、ので、所員は自宅待機にした、と話されていたが、気持ちがよくわかる。次の週の後半、所員は自宅待機にしたのだが、木曜は電車が軒並み間引き運転で帰宅困難な日となり、よかった、と思った次第。自分のことだけ考えればよい、というのは気楽であることがわかる。

事態が一応落ち着いて、原発問題は日々気になるものの、思うことは、非常事態における社会貢献という観点では、自分には何もない、無力だなあ、ということである。ビジネスができない状態となったら商標も何もない。そういう落ち込んだことを言うと、友人は、自分の専門分野でバリバリ働くことが巡り巡って復興に貢献するんだよ、と慰めてくれる。そう思うしかないね。

確かに、このように人心が沈滞し、自粛ばかりになると、経済までが沈滞する。年度末に詰まっていたあらゆる会合が取りやめになり、にわかにヒマになった中、外向きで元気な仲間と集って話しても、やはり当面は地震関係の話になる。そんな中で、「津波で消失した町のところに、過去の津波の被害に会った先人が立てた碑があり、そこには、この下に町を作るな、と書いてあるんですよ」という話を聞いた。なるほど、その警告を昔話としてしまってはいけなかったんだな、とは思ったが、実際どうなんだろう、というところ、日経(2011.3.29)の文化欄(赤坂憲雄広やかな記憶の場を」)で、このたびの被災地を大正9年に柳田国男が巡った際の紀行文について書かれており、下記のような引用があった。

柳田は書いていた。大津波についての文字なき記録は、「話になるような話」だけが繰り返され、濃厚に語り継がれているうちに、しだいに減少してゆく。ほかの数も知れぬ大切な死者たちの記憶は、肉親のなかだけに残り、やがて忘却される。文明年間の大津波は、いまでは完全なる伝説であり、金石文などの遺物はひとつもない。そして、明治二十九年の大津波の記念塔は村ごとにあるが、その碑文は漢語で書かれており、もはやその前に立つ人はいない、と。

漢語で書かれている、というところで、ちょうど、その前の晩に読んだ「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」(竹田恒泰著)の中で、日本的な教養が失われていることが嘆かれていたことが思い出された。私も漢文は高校の時は得意科目だったが、そういう碑文を読めるかどうかわからない。〔この本は、日本の国際的地位低下を仕事上も感じる中、元気を出せ、という論調も必要と思いタイトルに惹かれて買ってあったのだが、地震のあと、今こそ元気を出さねば、と寝る前に読んでみたのである。私も(海外経験は少ないながら)日本は世界一安全でかつ自由(特に言論の自由)な国であり、日本人はもっと母国を愛すべきだ、とは思っている。〕

赤坂憲雄氏(民俗学者、福島県立博物館館長)は前記論説の最後に以下のように述べられている。

いまはまだ、あまりに多くの悲惨が転がっている。九十年も前に書かれた紀行文など読んでいる余裕は、だれにもない。それでも、何とかこれからの礎石を築くために働き始めたい。わたしは民俗学に連なる者のひとりとして、何をなしうるのか。広範に、記憶の場を組織しなければならない、と思う。

赤坂氏には、自分がやるべきことが見えておられる、と思う。私の脈絡のない思考回路の中では、なにはともあれ、私が今やるべきことは、期限が近い商標の仕事と、4月から始まる大学院の授業の準備であり、それしかないのである。

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忙しかった~

先週の三連休から、なんだか忙しかった。

前夜、2月10日(木)

連休前だが、明日も仕事、ということで、あまり遅くはなれない友人と、ちょうどよく予定が合って、この頃気に入りのイタリアンへ。その前に、大学院の講義関係の書類作成など、大急ぎでとりまとめて、とりあえずは休日前に心置きなくワインを楽しむ。

2月11日(金、祝)

大学院の入試面接の試験官。雪の中、遅刻するわけにいかないので、早めに出勤。夕方終了。雪がどんどん降ってくるので、まっすぐ帰る。

2月12日(土)

足の踏み場もない書斎を片付けるなど、久しぶりに家事の日。

2月13日(日)

知財講座の講師。湘南方面に出かける。幸い好天。受講者は6名と少人数ながら、なかなか活発に発言される方々で、こちらも刺激を受ける。

帰り、今週は毎日のように会食なことに気づき、カット・カラーをしておこうと行きつけの美容院へ。ところが、担当だった男性店長が先月急に辞めてしまったと聞き、ショック。カットがうまいと気に入っていたのに、私に何の断りもなく、、(なんて不遜か)。仕方ないので、とりあえずカラーだけにする。

2月14日(月)

今日はバレンタインなので、一応デパートにチョコを買いに行く(昔ほどの情熱は全くなくなったが)。事務所の男性用と夫用と。女性用に隣で売っていた「堂島ロール」を買ってみた。クリームがさっぱりしててウマイ!

夜、同じ女性仕業同士、税理士の知人に麻布台のフレンチを紹介してもらう。ソムリエがイケメン♪ワイン好きの友人にメールで知らせたら、ソウル大学准教授みたいな知的な風貌だと。確かにワインの説明が講義のよう(に長かった)。

2月15日(火)

午後、弁理士会委員会へ。副委員長をしている委員会なので、とりまとめに真面目に出席する。年々弁理士の数が増えるにつけ、委員会は各小委員会に分けられて、きっちり課題をこなすようになり、ひと昔前みたいに、全体でなんとなく議論するとか勉強会をするとか、といった牧歌的なかんじではなくなった。そこで、結果をとりまとめる副委員長(小委員会の委員長)が一番たいへんなことになる。委員長は(私も経験があるが)司会進行、小委員会の進捗状況の確認(副委員長がちゃっとやってるかチェック)をしていればよいので、かえって楽である。

夜は1月から続くピアノの連続演奏会。小規模な演奏会なので、いつもピアノの鍵盤が見える真ん前に陣取って鑑賞。帰りに中華。

2月16日(水)

午前中はクライアント先で訴訟関係の打ち合わせ。

午後は、金曜に弁理士の新人研修の講師をするので、講義で使うパワポを作成する。新人研修講師はもう何年もやっており、準備に時間もかけるので、今年限りで辞めようといつも思うが、新人弁理士に接する機会というのもなかなか楽しかったりするので、毎年また頼まれるとやっている。一日だけだし。しかし来年は不明かな。

夜は特許庁の商標懇談会のパーティーへ。商標仲間が多数出席。明日も飲み会なので早く帰ろうと思うに、駅が近くの女性弁理士と地元の和食やへ。彼女も夫の方が在宅で子供がないという点で境遇が似ているので、そんな共通の話で盛り上がる。

2月17日(木)

別の弁理士会委員会へ。この委員会は役職がないので気楽だが、あまりに出席率が悪いので年度末であるし、ということで。業界団体との意見交換会。

懇親会がセットされていたが、夜の約束があるので、合間の時間にサントリー美術館、「マイセン磁器の300年」展へ。3年前にベルリンで国際会議があったときに友人とマイセンに寄って工房を見学した。青の双剣を呼ばれるトレードマークは偽物を見分けるポイントになるようだが、その時このマークのみをあしらったシンプルな花瓶を買ってきた。

このマークの登録商標は以下のとおり。

4062913_2商標登録第4062913号

第21類 食器類、花瓶ほか

出願人: シュタットリッヘ、ポルツェラン、マヌファクトゥア、マイセン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング

夜は社会人学生と会食。私の講義の懇親会幹事をしてくれた学生の慰労会。野菜食堂というお店で野菜料理が充実しているのと、ワインが1500円で多種類、2時間飲み放題!

2月18日(金)

新人研修講師の日。午前、講義内容を確認しようと思ったが、休日前に仕事を完了させるのに忙しく、そのあと、パワポの資料を大急ぎで追加して、弁理士会へ。

講義はけっこうノリよく、グループディスカッションも楽しくできたし、質問も出たし、最後に拍手もしていただいたし(これ、うれしい)、気分よく終了。

夜の約束までちょっと時間が空いたので、自分にお疲れさん、ということで、実に久々にネイルサロンに行き、フットケア。なんだか疲れ気味のところ(飲み過ぎもあるが)少し元気になる。

今日の会食は西麻布の「予約の取れない」イタリアンで、大手法律事務所の極めて優秀な女性弁護士・弁理士と。しかし、話の中味はフツーの女子会である。

2月19日(土)

大学院の研究発表会で、10時から18時半まで審査。さすがに疲れる。

そのあと、研究室の学生と懇親会。発表が終わった2年生、お疲れさん!毎年のことだが、1年間一緒にやってきた学生が卒業していくのは一抹寂しい。今年は特に陽気で楽しい学生に囲まれて先生もハッピーだった。来年度の1年生とも、考えてみればもう何回か懇親会しており(懇親会、多し!)、楽しくやってるわけですが。

2月20日(日)

今週末は何の締め切り原稿も書類もなく、今日はのんびり!コーヒーを飲みつつ、久々にブログに日記を付けている次第。

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