「賞」の効果

iPodのPodcastでESL(English as a second language)を聞いていて、ニューズウィークの記事に、「ノーベル賞の効果」として、ノーベル賞を受賞した人が長生きであるというリサーチ結果が報告され、他の知られた例として、オスカーを受賞した人にも同じことが言える、とのこと。

ノーベル賞を受賞する、ということは、スポーツで言えばオリンピックで優勝するのと同じで、人生の最高点に達し、その効果はその余生いっぱい続き、その後の人生における負の出来事の悪影響を受けない心理的な強さ、周囲からの尊敬あるいは社会的に敬意を払われる、有名になったことによる自己規制(飲み過ぎて酔っ払ったりできない)、などにより、長生きが説明できる、といった内容。

なるほど、と思う。一方、私は、取れなかった人、に思いが行く。候補に上がりながらノーベル賞を取れなかった人、オスカーを取れなかった人。実力十分で期待されながらオリンピックで失敗し入賞できなかった人。芥川賞、直木賞を取れるはずなのに取れない人、などなど。こういう人たちも、取れなかったこと、がその後の人生に大きく影響するのではないだろうか。

幸い当業界は、一発「賞」を取る、なんてことは全く関係がなく、日頃の地味な仕事の積み重ねが評価される、という、ある意味幸せな業種かもしれませんね。

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