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その、ひと言に救われる

本日はピアノの発表会。2年前に、老化防止のために?レッスンを再開して、2回目の発表会。 

 

今回は直前の週に出張が入ることがわかっていたし、相変わらず週末くらいしか練習ができないので、あまり気が進まなかったのですが、先生から、「今回は銀座のヤマハホールで、めったに弾けないとこだから」ということで、参加することに。

曲は、大好きなバッハ、イギリス組曲3番から。

自分としては練習時間を取り、直前練習では、ほぼ完璧!と思ってたのですが、案の定、本番では、練習で間違えないところを間違えるもので、何か所も音をはずしてしまった。練習の成果があったとしたら、間違えてもノン・ストップ。一応は止まらないで最後まで弾けたことでしょうか。 

しかし、練習時に比べたらあまりに不出来でがっくり。

休憩時間に化粧室に行って、もう後半の演奏は聞かないで帰っちゃおう、と思っていたところ、おしゃれな女性に声をかけられた。

「さきほどバッハを弾かれた方ですよね。ステキでした。私、バッハが好きで。」

「え!?ボロボロでしたよ」

「いえいえ、落ち着いて弾いていらっしゃいましたよ。」

これにはウルウルきちゃいました。ありがとうございますsign03

 

聞けば、だんな様が後半に演奏されるということで、これは聞かなくちゃ、と、すっかり気を取り直して会場に戻りました。

その、ひと言に救われる、ってありますよね。

ホールのコンサートピアノは音色とタッチがすばらしく、わ~また間違えちゃった、という緊張の最中でも、一時、気持ちいい~と音楽に酔うことがきました。いつもこういうピアノで練習できてればな~。弘法じゃないから筆を選ぶってことで。

後半の、その彼女のだんな様はショパンのスケルツォで超難易度の高いものを弾かれてました。こういう演奏を日常聞いておられるとは・・

その前の演奏の方が白いドレスもショパンのマズルカの演奏もすばらしかったので、帰りのエレベータでお一人で乗っていらした時に、「すばらしい演奏でした。ドレスもすてきです。」と私も声掛け。「いえいえ、ぜんぜんだめでした。」とご謙遜。その方は私に慰められるレベルの方ではなかったですが。

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