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五感と、我が唯一の望み

先日、移動時間の合間に国立新美術館で「貴婦人と一角獣」展を鑑賞。

フランスの至宝、パリのクリュニー中世美術館の至宝「貴婦人と一角獣」の6面1組のタペストリーが奇跡の初来日とのこと。美術館のキャッチどおり、うっとりしました。

西暦1500年頃に制作されたと言われる6面のタペストリーは、それぞれ「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表すとされ、最後の1面「我が唯一の望み」の意味については、「第六感」「心」等、解釈が分かれているとのことです。

ところで、絵画において「視覚」以外の、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」を暗示する、というのは、現代においても、おもしろい試みではないかと思います。

商標についても、五感ブランディングと、視覚以外にも関心が払われるようになったのは比較的最近のことといえます。日本でも、「嗅覚」については、匂い(香り)の商標、「聴覚」については、音の商標(サウンドロゴ)が次回の商標法改正で導入されると考えられます。「触覚」「味覚」については、商標として保護する必要があるかは要検討ですが、人間の感覚としては等しく重要なことだけは確かですね。

ところで、6面目の「我が唯一の望み」(天幕上にその文字が入っている)は、やはり、最愛の人、を意味するのではないかな、と私は思います。

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